十勝について|農業

十勝では、じゃがいも、てん菜、小麦、豆類の4品が代表的な作物として栽培されています。また、栽培する作物を周期的に変える農業手法「輪作」により土壌の栄養バランスが取れ、収穫量・品質が向上します。

じゃがいも
まず第1に挙げられる「じゃがいも」は、十勝が全国生産量の約3割を占める日本一の生産地です。 定番のメークインや男爵、キタアカリなどの他に、新しい品種も続々と生み出され、なんと30種類以上もの品種が栽培されています。中でも「インカのめざめ」は、濃い黄色で甘さとコクの強さが特徴の人気品種となっています。

てん菜(ビート)
十勝を代表する畑作品の2つめ、「砂糖」の原料である「てん菜」の栽培は日本の中でも北海道だけ。 砂糖の原料作物としては、一般的にサトウキビが知られていますが、てん菜は日本の砂糖生産量の約75%を占めるほどの重要な作物なのです。

小麦
作付面積の広さでは、実は「小麦」が1番。 うどんなどの製麺用に用いられる中力系小麦は、近年では「きたほなみ」が生産の主流となっています。パン用小麦では、「はるきらり」「春よ恋」などの開発が進み、十勝産小麦を100%使ったパン屋さんも見られるようになりました。また、「超強力系」の秋まき小麦「ゆめちから」は、「きたほなみ」などの中力系の小麦とブレンドすることでパンや麺に利用することができるので、国産小麦の消費拡大に繋がる事が期待されています。


そして、十勝といえば「豆」。 大豆、黒豆をはじめ各地で様々な種類の豆が栽培され、なかでも小豆はその品質の良さから全国的にも評価が高く、高級和菓子店や和菓子職人の間でも絶大な支持を誇っています。

その他の農産物
その他にも、芽室町のスイートコーン生産量が日本一であったり、地場産小麦をもっと活用しようという動きから、ご当地グルメが開発されるなど地産地消に力を入れ、食によるまちづくりが強化されています。

このように、十勝では毎日の食卓に欠かせない作物が数多く栽培されているのです。

  • じゃがいも

  • てん菜

  • 小麦

  • 小豆

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