フードバレーとかち

“フードバレーとかち”とは

十勝は、日本有数の食料生産基地として、大規模な農業が営まれています。農業に関連する大学、試験研究機関、企業が多く集積し、先進的な研究が進められており、農畜産物や加工品は、安全で良質な十勝ブランドとして、消費者に広く受け入れられています。
「フードバレーとかち」は、「食と農林漁業」を柱とした地域経済産業政策の考え方を総称したものです。
これまでの取り組みや、蓄積されてきた産業基盤を活用し、地域の成長戦略として産業政策をさらに展開し、まちづくり全般と関連づけ、まちづくりの旗印として進めていくものです。
これからの活力ある地域づくりのため、地域の優位性を最大限に発揮しながら、フードバレーとかちを皆さんとともに進めていきます。

“フードバレーとかち”の展開

農業を成長産業にする

十勝の良好な環境の中で、安全・安心できる農作物の生産に取り組み、十勝の基幹産業として、地域経済の発展を牽引する農業を成長産業にする。

食の価値を創出する

十勝のブランド力や良質な食資源などを十分に活用。
製品・研究開発や創業・企業立地の促進、ブランド化、産業人の育成、農商工連携及び6次産業化などを推進し、食の価値を創出する。

十勝の魅力を売り込む

十勝の魅力などを国内外に広く発信し、十勝の食文化、美しい自然や田園景観などを活用しながら観光振興をはかる。
国内やアジア等への輸出などによる販路拡大や物産振興、豊かな食材を活かした食育や地産地消の推進などを通じて、十勝の魅力を国内外に売り込む。

“とかち”の強み

豊富な土地資源(広大な十勝平野)

十勝全体の面積は10,831平方キロメートル(岐阜県に相当)あり、その約24パーセントに当たる2,600平方キロメートルが耕地に利用されています。

ヨーロッパの農業国並みの農家経営面積

日本の農家1戸当たり平均経営面積は1.9ヘクタール、北海道では20.1ヘクタールです。
これに対し、十勝は38.7ヘクタールでヨーロッパの農業国並み(ドイツ45.7ヘクタール、フランス55.8ヘクタール)の平均経営面積です。

恵まれた自然環境(水、空気、気象)

冷涼少雨のすごしやすい大陸性気候です。
国土交通省が行っている一級河川の水質調査で、「日本一」に選ばれた札内川などを水源とするおいしい水があります。

国内有数の日照時間

年間日照時間が2,000時間を超え、国内有数です。

圧倒的な食料自給率

十勝は約1,100パーセントの食料自給率を誇っています。
(日本40パーセント、北海道195パーセント、オランダ78パーセント、アメリカ120パーセント、オーストラリア172パーセント)

食・農業に関する大学・試験研究機関の集積地

帯広畜産大学をはじめ、北海道農業研究センター(芽室)などの国の機関や、十勝農業試験場(芽室)、十勝圏地域食品加工技術センター(帯広)、畜産試験場(新得)などの北海道の機関のほか、民間の農業関連研究施設などが数多く立地しています。

フードバレーとかち推進協議会
http://www.foodvalley-tokachi.com/

  • フードバレーとかち

    フードバレーとかちロゴ

  • フードバレーとかち
  • フードバレーとかち

ページトップ