鈴木牧場 畜産業 生産者

牛たちが健康に育つことを一番に考え、牛に与える牧草づくり、塩づくり、水にこだわり飼育。乳牛とグラスフェッドビーフの飼育、自家用を中心に養鶏、畑作を行っている。

草食動物である牛に配合飼料を与えるのは一般的だが、鈴木牧場では自分で牧草づくりを行っている。さらに牧草を作る上で散布する化学肥料を徐々に減らし、無農薬、化学肥料を使わないで牧草を作り始めることを考えて実践。

水は日高山脈原水の水道水の塩素を除去し、貝化石・花こう岩がんを入れて水を滑らかにしたものを与えるという徹底ぶり。その延長として、地元の風土に合った塩づくりにも成功させ、牛に与えており、自然の恩恵をたっぷり受けた健康的な牛を育てることを大切にしている。

「牧場から健康と幸せを」を経営理念とし、2020年8月に牧草地でJASオーガニック認証を取得。2022年8月にオーガニック牛乳発売に向けて鈴木牧場の酪農で持続可能な農業、食文化の豊かな社会づくりを進めている。