十勝農業ストーリー

健康な野菜をつくることで 人と農場が支え合う関係を築きたい

やぶ田ファーム/薮田秀行さん

トマト/やぶ田ファーム

帯広市愛国町にあるやぶ田ファームでは、50種類以上もある作物をすべて自然栽培しています。関西で食品メーカーに勤めていた薮田秀行さん。農業を志し帯広に移住、初めの10年間は有機栽培を行ってきました。
しかし、ある時、大樹町の遠藤内査勝さんと出会ったことがひとつの転機に。6年前、畑の片隅で不耕起、無肥料、無農薬の自然栽培を試したところ、土が良くなり作物が立派に育ったことから、翌年、畑全部を自然農法に切り替えてしまいます。

やぶ田ファームで作るトマトは、イタリアン種とファースト系のもの。
最近ではフルーツのように甘いトマトが多く出回っていますが、薮田さんはトマト本来の甘みと酸味のバランスの良さを追求。栽培方法は、微生物が生息する地面を直射日光から守るために麦わらをしき、苗を植えたらあとは毎日声をかけるだけ。そうやってできたトマトは、ピューレやホールトマトに加工もしています。

「農場では安全・安心な野菜を作り、それをお客さんに買ってもらうことで、お互いを支え合う関係を築きたい。そして、ゆくゆくは自然農法の精度を高くして、誰でもできる農法にすることを目指している」。
そう語る薮田さんのまっすぐで揺るぎない眼差しが心に残っています。

やぶ田ファーム
帯広市愛国町基線22-9
電話 0155-64-4263
  • 1 自然な甘みのトマト。
    2 ケールを収穫する藪田さん。青汁の原料になるケールは、炒めると香ばしく美味しい。
    3 収穫したトマトで作ったホールトマトとピューレ。
    4 ミニトマトの根元にはバジルが。一緒に植えることで味が良くなるそう。
    5 藪田秀行さん

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